石川県輪島市に昔から伝わる「御陣乗太鼓」の演奏がありました。450年ぐらい前、町の人たちが太鼓をたたいて、敵を追い返したことから始まったと言われています。
3日、白山市の神社の春祭りで、今年初めて御陣乗太鼓の演奏がありました。幽霊などの面をつけた10人が大きく動きながら太鼓をたたきました。集まった人たちは、大きな拍手をしていました。
太鼓を保存する会の人たちは、地震のあと別の町に避難していますが、練習を続けています。会の人は「たくさんの人が見てくれてうれしかったです。これからも太鼓の演奏を続けたいです」と話しました。